最強伝説 黒沢
僕の大好きな漫画家さんである福本信行先生の作品です。以前、『カイジ』を紹介したのですが、福本先生の作品はどれも素晴らしく、これからもちょくちょく紹介していこうと思います。さて本作『最強伝説 黒沢』はビッグコミックオリジナルに2003年から2009年まで連載された、44歳の土木作業員・黒沢の、哀愁と苦難の日々の物語です。単行本は全11巻ですので漫画喫茶で一日で読破できちゃいます。さてその内容ですが、『カイジ』のような大金や命をやりとりするといった非日常的なものではなく、日常的な悩みや人間臭いエピソードが中心になっています。冴えない44歳の中年男、黒沢はある日不良少年グループにおやじ狩りにあってしまいます。自己の尊厳をズタズタにされ、今までの自分の人生のつまらなさに憤り、黒沢は一念発起しリベンジに向かいます。そこから黒沢の人生が大きく変わっていきます。度重なる様々な苦難に遭遇しながらもこれらを自力で解決し、しだいに自分を慕う仲間が出来始め、黒沢自身も自らの中に眠っていた器量に目覚め始めていきます。最後は公園のホームレス達を守るため、暴走族との大激闘をするのですが、そのころの黒沢は自信と勇気に満ち、類い稀なリーダーシップで黒沢軍団(黒沢を慕う仲間)とホームレス達を引っ張っていきます。この本を漫画喫茶で1日で読破した僕は黒沢の姿に大きな勇気と感動を感じました。何というか『よーし!僕もやってやるぞー!』という気持ちがこみ上げてきました。黒沢と同世代の方にお勧めの作品です。
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