音楽

チャンピオン

今回は僕の一番好きな曲を紹介します。カラオケではいつも歌います。古い曲です。それはアリスの『チャンピオン』です。1979年の年間第8位に輝くなど、アリスの絶頂期の作品であり、作詞・作曲は谷村新司さんで、ボクシングのタイトル防衛戦で若き挑戦者に敗れる年老いたチャンピオン(モデルは元東洋太平洋チャンピオン、カシアス内藤さん)の姿を表現した曲です。曲もさることながら、歌詞がとてもいいんです。曲の中でチャンピオンは挑戦者に負けてしまうのですが、その後の歌詞が『悔しい、畜生!』といったものではないのです。それがこの曲の最大の魅力だと思うのだすが、どんな歌詞かといいますと『かえれるんだ、これでただの男に、かえれるんだ、これでかえれるんだ。』というものです。負けてホッとしているのです。これでいばらの道から、チャンピオンという重い肩書から解放される。と安堵しているわけです。まさに戦う男の世界を表現しているといいますか、かっこよく、渋い曲です。ちなみに元ミドル級世界チャンピオンの竹原慎二さんも初防衛戦での敗戦後まったく同じ心況だったそうです。

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